マイクロファン、教育用マイコン「TRYGEAR」用、9x9ドットカラーLEDマトリックス「RGBMATRIX-FUNX」を発売!「情報I」情報デザイン演習に最適
株式会社ピープルメディア マイクロファン事業部(本社:大阪市、代表取締役:硴崎薫)は、教育用マイコン基板シリーズ「TRYGEAR(トライギア)」に9x9ドットカラーLEDマトリックスを追加し、演習テーマを大きく広げる「RGBMATRIX-FUNX」の販売を2026年6月30日より開始します。本製品は、「TRYGEAR-DASH RP2350A」などのTFTディスプレイコネクタに接続し、視認性に優れた9×9ドットの鮮やかなフルカラーLEDをCircuitPythonやArduinoを使って制御できます。高校「情報I」の「データのデジタル化」における、画像がRGBの画素で表現されている仕組み(光の三原色・並置混色)や、文字フォントがドットの集合で構成されている仕組みから、時計やメッセージボードの設計作成により、人間にとって見やすく伝わりやすい情報表現(情報デザイン)までを一体的に学べます。
■ 9×9ドットの「RGBMATRIX-FUNX」:情報デザインを追求する「最小単位」
プログラミング演習において、LEDマトリクスなどの限られた表現空間をどう使いこなすかは、学生の「デザイン思考」を育む絶好の機会です。ドット数が多すぎれば物理的な描写力に頼ってしまい、少なすぎれば表現が不可能になります。 そこでマイクロファンは、「9×9ドット」こそが、文字の視認性、アナログ時計などの幾何学的な美しさ、そして限られた空間を有効活用する情報デザインのアイデアを試すための、濃密で論理的な「最小の実験場」であると考えました。
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「RGBMATRIX-FUNX」は、「TRYGEAR」シリーズのマイコン基板の標準インターフェースであるTFTディスプレイコネクタへ直接ドッキングし、煩雑な配線なしで「9×9ドットの実験場」を構築できます。
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7×5ドットフォントの1.5文字の連結性を利用して文字列メッセージをスクロールで見せる情報表現、ひらがなやカタカナ、さらには多くの漢字の判読可能な情報表現、中心点を持つアナログ時計の幾何学的構成の情報表現まで、この9×9という制約の中でいかに情報を整理し、表現するか。「RGBMATRIX-FUNX」はプログラミングの技術だけでなく、その背後にある情報デザインの試行錯誤までを一体的に学べる、エンジニアの創造性を刺激する最小・最適のツールです。
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■ 「RGBMATRIX-FUNX」の主要な特長と活用法
1. 情報デザイン・認知特性に配慮した、独自の「9×9ドット」構成
【文字列の連結性と視認性の向上(デジタル時計への応用)】 7×5ドットなどの標準的なASCIIフォントを表示した際、横方向に「1.5文字分」の領域を確保できます。文字を横スクロールさせる際、次に続く文字の頭が常に画面内に見え続けるため、読み手は「文字列としての繋がり(連結性)」を自然に認識でき、スクロール時の視認性が劇的に向上します。このスクロール表現を利用することで、限られたドット数でもわかりやすいメッセージ表示やスマートな「デジタル時計」を構築可能です。
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【均等で美しいアナログ時計表示】 偶数ドット(8×8等)とは異なり、中央に「真の中心点(1ドット)」が存在するため、そこから上下左右、12時のすべての方向に各時刻を表すドットや針を均等に配置することができます。綺麗な円形のアナログ時計を歪みなく描画でき、時計デザインの本質を学ぶことができます。
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【アナログ vs デジタルの情報デザイン比較演習】 同じ9×9の空間の中に、「空間的な幾何学で時間を伝えるアナログ時計」と、「文字のスクロールで正確に伝えるデジタル時計」の双方を実装することで、人間への情報の伝わり方やレイアウトの工夫といった「情報デザインの比較・評価」を実践的に学ぶ演習が可能です。
【少ないドットでの日本語表示法・デザイン演習】 「美咲フォント」などの先行事例を参考にしながら、ひらがなやカタカナ、さらには複雑な漢字を9×9という「1ドットのアドバンテージ」を活かしてどう美しく、判読可能に表現するかという、タイポグラフィと情報表現の深い検討演習に対応します。
2. 3.3V信号に正式対応、TRYGEAR直結からArduino UNOまでハイブリッドに対応
【レベルシフター不要の電気的特性】 「RGBLED-FUNX」と同様に入力信号のしきい値がVIH = 0.55×VDDの高性能カラーLEDチップを採用。5V電源駆動時でも、3.3Vマイコンが出力するHigh信号(2.75V 以上)を確実に認識します。レベルシフター(電圧変換回路)を挟む必要がなく、誤動作のない安定したプロトタイピングが可能です。
【TRYGEARにはノンワイヤー直結】 TRYGEARのマイコン基板であれば、一切の配線なしでTFTディスプレイコネクタに直接接続し安定して利用できます。
【Arduino UNO R3/R4でもワイヤー配線で動作可能】 「RGBMATRIX-FUNX」は5V信号にも対応しており、「Arduino UNO R3」や最新の「UNO R4」など様々な5V駆動マイコン基板からでも、信号電圧の違いを気にすることなく、ジャンプワイヤーでピンを繋ぐだけで安全に使用可能です。
3. 実績のAVRから最新のRP2350A、WiFi搭載機まで、あらゆるマイコンでデザイン能力の育成に貢献
【TRYGEAR-AVR / AVR-NANOとの連携】 「RGBMATRIX-FUNX」は、カラーLEDチップそのものが高度な機能を持っているため、継承モデルの「TRYGEAR-AVR」や、「AVR-NANO」といったAVRマイコン(ATmega328Pなど)であっても性能的な問題はなく、滑らかな文字スクロールや美しい時計表示を余裕を持って制御可能です。
【TRYGEAR-DASH-RP2350Aとの連携】 代表的な組み合わせとして、最新の高性能マイコン「RP2350A」の処理能力やメモリ空間を活かし、9×9ドットの表示空間を活用した多彩なアプリケーション演習を実施できます。
【TRYGEAR-NET ESP32-S3との連携】 WiFi機能を備えたNET基板と組み合わせれば、インターネットから取得した時刻と同期する「NTPネットワーク時計」や、Web経由でリアルタイムに表示メッセージを書き換えるメッセージボードが制作できます。
4. インタラクティブなガジェットへ拡張可能
TRYGEARのマイコン基板上の圧電スピーカーやスイッチ、さらにはネットワーク時刻同期と組み合わせることで、アラーム音と連動した目覚まし時計や、実用的なタイマーガジェット、音の出るミニゲームの作成など、学生のアイデアに応じた柔軟な機能拡張が可能です。
■ 2大プログラミング環境と定番ライブラリへの対応
本製品は、現代の主要な2大プログラミング環境をフルにサポートしており、導入したその日から直感的な表示制御が可能です。
【CircuitPythonによるマトリックス制御】 標準の neopixel ライブラリとadafruit_pixel_framebuf ライブラリの2つを組み合わせることで、1線式シリアルLEDの手軽さを活かしながら、2次元マトリックスとして自在にプログラミングできます。コンパイルの手間なく、インタラクティブに試行錯誤しながら情報表現を学べます。
【Arduino IDEによるマトリックス制御】 定番の Adafruit_NeoPixel ライブラリと、2次元グラフィックを管理する Adafruit_NeoMatrix ライブラリの2つを組み合わせることで、2次元マトリックスとして自在にプログラミングできます。C/C++ベースの高速な描画処理を活かした、実践的なシステム制御演習が可能です。
● 「RGBMATRIX-FUNX」の製品仕様
対応機種: TRYGEARマイコン基板(TFTコネクタに接続)/Arduino UNO R3/R4
表示部: WS2812B シリアル制御RGBLED x 82
信号線: 3.3V〜5V
電源: 5V
標準価格: 2,420円(税込)
● 関連リンク
マイクロファン オンラインショップ(ご購入はこちら):
https://www.microfan.shop/products/rgbmatrix-funx-r1
RGBMATRIX-FUNX 詳細紹介:
https://www.microfan.jp/rgbmatrix-funx-r1
■ 商標に関する表示
※ Arduino、およびArduino IDEは、Arduino LLCの登録商標または商標です。
※ 記載されている会社名、製品名などは、各社の商標または登録商標です。
■ 株式会社ピープルメディア / マイクロファンについて
株式会社ピープルメディアは、九州工業大学・硴崎研究室における空間情報処理技術の研究成果の社会実装や教育の情報化に取り組むことを目的に、同大学発のベンチャー企業として設立されました。「マイクロファン事業部」は、大学教育の最前線で培った知見を凝縮し、マイクロコントローラを活用したマイコン基板の開発・販売、および教育カリキュラムや教材の開発を行っています。
ピープルメディアの設立者で取締役研究開発部長の硴崎 賢一は、日本初の情報工学部を擁する九州工業大学において36年にわたり情報工学に関する研究・教育に従事した、同大学の名誉教授です。
マイクロファンは、高度な研究開発実績と教育現場での豊富な指導経験に基づき、「教員と学習者がともに本質的な課題に集中し、主体的に学びを楽しめる」教材開発に取り組んでいます。単なるハードウェアの提供にとどまらず、学校や教育委員会との教材共同開発、教育用マイコン基板を活用した教育講習会の実施など、情報教育や次世代の技術者育成をソフト・ハード両面から支援します。
マイクロファン オンラインショップ:
https://www.microfan.shop
マイクロファン 公式サイト:
https://www.microfan.jp
株式会社ピープルメディア 公式サイト:
https://www.peoplemedia.jp
【学校・教育機関向け支援サービス】
マイクロファンは、マイコン基板の提供に加え、教育現場のニーズに合わせた以下の支援業務を承っております。
教育カリキュラムの構築支援: 名誉教授の知見を活かした、体系的な学習プログラムの構築支援や各種のコンサルティング。
オリジナル教材の共同開発: 各教育機関のシラバスや学習目標に最適化した、独自のマイコン基板や周辺モジュールの企画・開発。
教育講習会・ワークショップの開催: 教員向けの技術研修や、学生を対象としたプログラミング・組み込み演習の出前授業、講習会の実施。
【企業向け支援サービス】
自社製品開発で培った高度な技術力を活かし、組込みシステムのソフトウェア受託開発や技術コンサルティングを承っております。
■ 【お問い合わせ先】
担当者: 株式会社ピープルメディア マイクロファン事業部(担当:硴崎)
E-mail: kakizaki@peoplemedia.jp
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