(画像はプレスリリースより)
研究開発を主軸にソフトウェア開発を行う株式会社フェリックスは、食器販売サイト「食器PRO」を運営する株式会社食器プロと共同で開発を進めていた、LINE 上のトーク画面から食器プロで取り扱うビアグラスを購入できるchatbot「ビアグラヌス」をリリースすることを発表した。
9月20日より食器プロのweb サイトに公開され一般ユーザー向けに提供を開始する。
LINEのトーク上から商品を購入
業務用の食器購入サイトとして主に業者向けのロット販売を通してシェア拡大してきた「食器プロ」では、個人ユースの購入者からの単品販売の要望に応え、今後はB to Cへの販売展開にも力を入れていく方向となった。
購入商品が定番化する店舗で扱う既存商品やリピート購入などの業者への販売アプローチと、個人の購入者に対する販売・商品選びへのアプローチは異なる。
既存のwebサイト以外の販売経路を模索する中で、フェリックスとの「LINEのトーク上から商品を購入できるchatbot」の共同開発が決定したというのが「ビアグラヌス」開発の背景だ。
「LINEから買う」を実現するchatbotの特性と狙い
今回「食器プロ」の商品を購入する新しい窓口としてリリースされた「ビアグラヌス」は、人の代わりにチャットで応答する chatbot(チャットボット)と呼ばれるロボットだ。
ユーザーは LINE 上でこの「ビアグラヌス」という botキャラクターに話しかけ、そのトーク画面から商品ページへ遷移し、商品を購入することができるようになる。
chatbot はユーザーへの質問に定型文で応えたり、条件で結果を絞り込んだり、選択肢を提示して要望をヒアリングする事に長けている。
ユーザーの「商品を探す」というアクションに対して「ユーザーが質問に答えれば最適なものを提示してくれる」という購入アシストのようなアプローチをすることができる。これを、シェアが広く身近なプラットフォームとなったLINE上で実現することで、新たな購入体験と新規顧客の獲得を目指す。
また、今回chatbot経由で購入が可能となる食器プロの商品は、80種類以上(随時追加予定)のビアグラスでロットではなく単品販売での提供は今回初となる。
近年のクラフトビールブーム再来を受けてビール自体や飲み方に対するこだわりも高まる中、ビールの種類や利用シーンごとに相性の異なる多種多様なビアグラスをラインナップすることで、さまざまなビール好きのニーズにも応えていくのだとか。
グラス購入bot第一弾「ビアグラヌス」
「ビアグラヌス」は、ユーザーにピッタリなビアグラスを「占う」という特徴を持ったグラス購入bot。商品選びを楽しくするコンテンツとして提供しつつ、紹介された商品をユーザーがその画面から購入出来る導線が用意されている。
ユーザーへいろいろな切り口で商品をアプローチして購買に繋げるため、今回リリースの「ビアグラヌス」の他、今後は複数のbotキャラクターが登場する予定とのこと。
おすすめのグラスをその場で購入できる
「ビアグラヌス」は、ユーザーからの呼びかけに自動で応答し、ユーザーに対して直感で答えられる質問で性格診断をし、診断結果に応じたグラスを提示する。
ユーザーは診断結果でおすすめされたグラスを、提示された購入ページから購入できる。占いは好きな時に何度でもやり直しができる仕組みになっている。
「ビアグラヌス」の「グラス占い」とは、陽気なキャラクターでユーザーに対して質問し、回答結果から分類したユーザーの性格タイプから、占い結果としてその人に合った特性を持つビアグラスをオススメしてもらえる楽しみながらビアグラス選びができるというもの。
自分の好みにあったビアグラスを見つけよう!
今後はグラス占いで性格診断を元にグラスをオススメするビアグラヌス以外にも、例えば、用途や利用シーンや雰囲気からビアグラスを探せるbotなど、探し方の切り口を変えたbotキャラクターが続々リリース予定。
さらに、ビアグラス以外の商品もbotで取り扱うことを予定しているということで今後の展開が楽しみだ。ビール好きの人でビアグラスにもこだわりたいという人は一度試してみてはいかがだろうか。
株式会社フェリックス
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