大垣共立銀行は、2010年10月1日から、“女性”を対象とした『女性のための“起業応援融資”』の取扱いを開始することを発表した。
同商品は、女性起業家をサポートするため、融資利率を低く設定するとともに、「女性にうれしい」特典が提供されるというもの。
なお、女性起業家専用の融資商品の取り扱いは、東海地区の地方銀行では初めてとなる。
また、10月には岐阜市で、『2010年日本APEC岐阜中小企業大臣会合』及び『女性起業家サミット』が開催されることから、大垣共立銀行では、『2010年日本APEC岐阜中小企業大臣会合』関連行事として『女性のための“起業応援セミナー”』を開催する。
同商品を利用できる条件は、「起業予定」もしくは「起業後間もない」女性(法人の場合、代表者が女性)で、岐阜県信用保証協会もしくは愛知県信用保証協会の保証が受けられる場合となる。
融資金額は、1,500万円以内(保証種類により1,000万円以内となる場合がある)で、融資利率は、同行所定の固定金利から年0.5%引下げられたもの。
「会社」という存在が形骸化の一途をたどりつつあるなかで、働き方の定義が変わりつつあることを感じないわけにはいかなくなってきた。男女同権と声高に叫ばれるが、相変わらずに既存企業は男性中心で変わらない。女性の活動範囲が広がれば、その環境も対応してゆかなければならず、制度はあとからついてくるのではないだろうか。
大垣共立銀行リリース