「ラブプラス」のヒロインはなぜ男性を虜にするのか

もうすぐクリスマス。彼女がいる男性にとってこの日は絶対に避けては通れない女性を喜ばす一大イベントです。二人の仲をより親密にするチャンスですが、独身で彼女がいない男性にとっては、クリスマスのイベントは光陰矢のごとく、早く過ぎ去ってほしいと願う日でもあります。

ですが、近年、『ラブプラス』という彼女との恋愛を疑似体験できるソフトが発売されてから、クリスマスをゲーム内の彼女と過ごす男性が増えてきているのです。ただの恋愛ゲームだと思って侮ってしまうと痛い目に遭うかもしれません。

なんとこの『ラブプラス』を持って、熱海の旅館に宿泊する独身男性まで現れたのです。これは任天堂DSに内蔵した時計を使用した「リアルタイムクロック（RTC）」により、現実の時間や季節に合わせたリアルタイムが体験できるシステムがあるからです。当然、クリスマスイベントも一年で一度しか起こらないわけです。

なぜ、これほど男性を引きつけてしまうのでしょうか。そこには男性が思い浮かべる理想の女性を調べ尽くし、従来のゲームではヒロイン攻略みたいなのが主流でしたが、恋人になってからが本番というシステムにあります。

今回は、3人のヒロインから男性を虜にする秘密を探ってみましょう。

高嶺　愛花（たかね　まなか）の場合

彼女はゲーム内でも才色兼備を兼ね備えたまさに男性の理想を描いたの女性です。しかも、実家は開業医でお嬢様。男性にとって高嶺の花といえる彼女ですが、男性に受けるポイントは「黒髪のポニーテール」です。

この髪型を真似してデートで披露するだけでも、男性は貴方にときめくことでしょう。また、彼女の性格は「文武両道のお嬢様」で、当初は男性に対して身構えているのですが、仲良くなれば自分にだけ心を開いてくれる。こうしたことも多くの男性に受ける特徴となっています。

また、趣味はお菓子作りとピアノですが、好きな食べ物が「焼き芋」というのも、お嬢様らしくないギャップがあって、親近感がとても湧いてきます。趣味を披露するときに、それだけをアピールするのではなく、鯛焼きなど購入して、男性が可愛いと思えるものもさりげなく混ぜておく。良い感じですね。

小早川　凜子（こばやかわ　りんこ）の場合

勝ち気で我が強くて、いつも主人公の男性を悩ませるタイプです。ツンデレ属性なので、普段から主人公に対して暴力的な一面もありますが、根はとても素直で寂しがり屋という男性に受ける特徴を備えています。

こうしたタイプの女性の最大の武器は主人公の男性にデレた時の凄まじい破壊力です。いつもの生意気な口調に接していたら、あるとき突然赤くなって男性の要求を聞いてくれる。男性が惚れるツンデレ属性、最強説が当てはまります。

姉ヶ崎　寧々（あねがさき　ねね）の場合

彼女は一言で言えば、お姉さまタイプです。とても頼りがいがあって、優しくて、面倒見も良くて責任感が強い。ついついまわりの期待にこたえてしまうことが多い。周りから頼られることが多い女性はほぼこのタイプといって良いでしょう。

しかも、趣味は家事で、男性からはこんな理想の彼女が欲しいという声が聞こえてきます。また、もう一つの趣味のホラー鑑賞というのも素敵です。怖い物は苦手だけど、ついつい見てしまう女性は可愛いですよね。

以上。3人のヒロインを紹介しましたが、ラブプラスは2012年2月14日に3DS『Newラブプラス』としてますますパワーアップします。さらに魅力的になった彼女たちの登場に期待しましょう。



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