
株式会社ナガセビューティケァでは、2012年8月1日、働く女性の「ストレスと健康」に関する意識調査を実施し、その結果を公表した。
調査は、2012年6月22日から6月24日の期間に、全国の20歳代から50歳代の働く女性を対象に、インターネットによるアンケート記入式で行われ、有効回答数は、500人となった。
調査結果によると、「日常においてカラダの疲労を感じるときはありますか?」と尋ねると、「とてもある(40.0%)」、「ときどきある(52.8%)」との回答結果となった。
また、「カラダの疲労を感じるのは、どのような理由からだと思いますか?」の問いには、「睡眠不足(60.6%)」がトップとなり、以下、「日常的なストレス(47.4%)」、「仕事が忙しい(46.3%)」、「運動不足(43.3%)」と続いている。
「日常において心のストレスを感じますか?」と尋ねると、「よく感じる(30.2%)」、「ときどき感じる(49.0%)」との回答結果となった。
また、「心のストレスを感じたシーンで、誰から言われたか?」の問いには、「上司・先輩(96人)」がトップとなり、以下、「同僚・後輩(79人)」、「親(77人)」、「夫(68人)」と続いている。
「今一番捨て去りたいものは何ですか?」と聞いたところ、「脂肪・ぜい肉(190人)」がトップとなり、以下、「脂肪・ぜい肉(お腹まわり)(34人)」、「ストレス(33人)」、「人間関係(25人)」と続いている。
出産などのいくつかの要件をなおざりにしながら、男女平等を盾に不条理な労働条件を強いることは、機会均等の実現を拙速にすすめた結果ともいえよう。基板の部分を底上げし、そのうえで「選択肢」を提供する。表面だけを飾り立て、労働者の権利を軽んじる傾向は、これからの時代にそぐわないものといえそうなのだが。
長瀬産業株式会社リリース