
大日本印刷(以下DNP)、ドコモおよびCHIの共同事業会社であるトゥ・ディファクト(2010年12月21日設立)は、「読みたい本に必ず出会える」、「読みたい本を読みたい形で読める」を実現するため、既にDNPが提供している電子書籍サービス「honto(ホント)(以下honto)」を利用し、ドコモ スマートフォンなど向け電子書籍ストア「2Dfacto(トゥ・ディファクト)(以下2Dfacto)」を、1月12日より開設した。
2011年春までに約10万点の電子書籍
電子書籍ストア「2Dfacto」は、開設当初は、電子書籍サービス「honto」の文芸書・コミックを中心とした電子書籍を約2万点から販売を開始し、2011年春までには約10万点に拡充していく予定である。今後、更にコンテンツの拡充を図るとともに、新刊書や雑誌・新聞、さらには動画などを盛り込んだリッチコンテンツの提供も目指うという。
当初の対応端末は、ドコモのスマートフォンおよびブックリーダーなど7機種(XperiaTM、GALAXY S、GALAXY Tab、LYNX(R) 3D、REGZA Phone(R)、Optimus chat、ブックリーダー SH-07C1)である。なお、今後発売するドコモ スマートフォンおよびブックリーダーについても、対応を行う予定。
電子書籍ストア「2Dfacto」のTOPページには、季節やトレンドに合わせた作品を紹介する特集ページや、新着や店長のオススメ、ランキングなどのメニューを用意し、快適に読みたい本に出会うことができる。直感的にわかりやすくレイアウトされたユーザーインターフェースにより、誰でも簡単に使いこなせる操作性となっている。
検索は、作品名、作家名、出版社名、ジャンル名はもちろんのこと、価格、販売開始日、ISBN(国際標準図書番号)などでも可能である。さらに、フリーワード検索では、検索窓に検索候補の一覧が並ぶ「入力補助機能(インクリメンタル サーチ)」を搭載し、販売実績の高い候補を上位に表示する。これにより、読みたい本をすばやく探すことができる。
今後は、電子書籍の販売だけでなく、紙の書籍の販売についてもDNPグループのオンライン書店「ビーケーワン(bk1)」と、リアル書店(丸善、ジュンク堂、文教堂)との連携をはかり、「電子書籍を販売する電子書店」、「オンライン書店」、「リアル書店」を連携させたハイブリッド型総合書店を目指すという。このハイブリッド型総合書店では、これら3書店での購入履歴などを基に、客の嗜好にあった商品を案内する「レコメンド機能」や、共通で利用できる「ポイントサービス」、購入した紙と電子の書籍を端末で一覧できる「電子書棚機能」などを提供する予定である。
今後の展開に期待が持てる電子書籍ストア「2Dfacto」を、まずは確認してみてはいかがだろうか。
NTTドコモリリース