株式会社JTB法人東京は、学校法人中内学園 流通科学大学(以下、流通科学大学)と連携し、旅行業のビジネスモデルをテーマにした人材育成プログラムを共同開発したことを発表した。
流通科学大学は、2010年度の文部科学省「大学生の就業力育成支援事業」に採択されており、なかでもサービス産業学部では、特に旅行業に焦点を当て、将来、旅行業界で活躍できる人材の育成に力を入れていくとのこと。
実学授業としての人材育成プログラムは、JTBグループ内で働く社員が登壇し、旅行会社の実務などについて講義し、その後、議論や意見交換を行い、学生自らが旅行ビジネスについて考えていくというもの。
2011年2月に開講される授業は、講義(ケーススタディー)とディベート形式の二本立てとなっており、募集対象は、実証プログラムが、旅行業界に就職を希望する大学3年生、開講プログラムが、旅行業界を目指し観光学・類似の学問を学ぶ大学生、旅行業界に転職希望する社会人で、実証プログラムは、募集人員が、45名、参加費は、無料となっている。
なお、開講地は、流通科学大学大阪オフィス(大阪市北区梅田2-5-25 ハービスPLAZA8階)となっている。
公共サービスにおける「コンシェルジュ」の役割を見出したのは、田中康夫知事時代の長野県庁が始まりだったように記憶しているが、相手にわかりやすく説明するためには、自身の理解が必須となる。終身雇用制が崩壊しつつある今、「明確な」教育が必要となっているようだ。
株式会社JTB法人東京リリース