株式会社アフレルと、株式会社エクスモーションは、開発現場でソフトウェア開発を担当する中堅技術者を対象にした開発技術の研修サービスを提供することを発表した。
サービス名称は、「EXTRA-Dev(Experience & Training programs for Development skills)」。
両社は、今回のサービス対象となる中堅技術者に今必要なのは、即効性の高い“コードベース”、“派生開発”、そして中長期的な開発現場の改善・改革に向けての“モデリング基礎”と考えており、今回は、それらの教育を、『既存コード改善セット』、『派生開発セット』、『モデル読み書きセット』の3つのコースに分け、「体験」と「訓練」をそれぞれに組み合わせて提供するというもの。
同サービスは、2011年5月11日から提供開始で、組込みシステム開発技術展(ESEC)のエクスモーションブースにて資料配布や説明が実施される。また、6月3日には、東京都田町のエクスモーション会議室にて無料プライベートセミナを開催予定とのこと。
C言語の時代から、ソースコードを代わる代わる手を加える、古い温泉旅館の増築を思わせる開発作業は「スパゲッティ」と揶揄される複雑に入り組んだプログラムを生み出してきた。元来、業務システムは、新規開発よりも、既存のもののカスタマイズが大部分であり、他人の作成したプログラムの意図を理解する読解力が必要となってくる。絡み合った知恵の輪を解くスキルを学ぶ姿勢だけでも、価値がある。
株式会社エクスモーション株式会社アフレルリリース