カステラを冷凍して食べるとどうなるの？＝老舗の和菓子屋さんの冷凍カステラに注目

3時のおやつの定番といえば「カステラ」。そんな「カステラ」だが暑い夏の昼下がりに食べるおやつとしてはちょっと敬遠してしまうという人も多いはず。

古くからカステラが一般的なお菓子として普及している長崎では、夏にカステラを冷凍して食べるという食べ方が人気らしい。これは、カステラにはスポンジに空気が含まれているのと、糖分が入っている為、カチコチには固まらないためで、食べるときにすこしちぎって牛乳につけながら食べるのは特に子ども達に人気があるのだとか。
株式会社菓秀苑森長は、お中元商品として同社の定番商品である長崎カステラ（ハニー）を冷凍した「冷やし長崎カステラ」を7月22日より販売することを発表した。本商品は長崎初の冷凍カステラである。

冷凍カステラは、菓秀苑森長が半熟生カステラで体験した冷凍での提供の経験を活かし研究し、今回の商品の発売に至ったものであり、食べるときは、解凍の必要がなく、冷凍庫から出してそのまま食べても、ひんやりとしながらもふっくらしたカステラならではの食感になるのが特徴。菓秀苑森長では、本商品を通じ夏でも楽しめる長崎カステラを全国に広めていきたいと考えなのだとか。
サイズは長崎カステラ（ハニー、0.8号10枚スライス）1種類。菓秀苑森長のインターネットショッピング（Yahoo!ショッピング、楽天市場）限定発売で、森長の大人気とろける半熟生カステラシリーズとの同梱も可能とのこと。

夏のおやつに冷凍カステラ。長崎以外の地域でも夏のおやつやお中元などの贈答品として定着していくのかどうか興味深い。

創業寛政5年（1793年）。長崎県諫早市でおこしと長崎カステラを中心に扱う創業210余年の老舗の和菓子屋。
定番商品である長崎カステラ（ハニー）は第25回茶道家元賞を受賞。
2009 年11 月に発売した「とろける生カステラ」シリーズは、
販売以来出荷７万個を超える人気商品となっているという。(2011年6月末現在)





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