近畿日本ツーリスト株式会社は、国内企画旅行商品『旅女』の販売を開始している。
同商品は、20代から30代の女性をターゲットに絞った、JR往復新幹線と宿泊するホテル、目的地での観光に便利な“ブック”がセットになったフリープラン型となっている。
同プランでは、富士山に「登る」のではなく、静岡側から富士山を「眺める」旅の楽しみが提案されており、特に、宿泊ホテルでのエステ情報などの提供も含めて、女性が“旅でパワーをチャージする”をコンセプトにした、一連のサービスが用意されている。
同社は、これまで、『伊勢志摩・飛騨高山(女子的Shupo)』などの商品を展開してきたが、第3弾としての今回は、「富士山」を新しく設定し、商品名も『旅女(たびじょ)』と改めることとなった。
ちなみに、フリープランとは、パッケージツアー(募集型企画旅行)の一種で、航空券や乗車券など“往復の交通”とホテル・旅館などの“宿泊”をセットにして販売している商品のこと。自由行動で添乗員が伴わない事が特徴とされている。
男性中心の社会が、自身を失っている。だが、始末の悪いことに、その当事者たちは、反省はしない。女性を“持ち上げ”ながらも、ビジネス面の「旨み」は、決して手放そうとはしない。そういった社会的なジレンマの中では、女性ばかりがストレスを溜めてしまう恐れもあるのではないだろうか。富士を観ながら、ストレス発散がかなえれば何より。
近畿日本ツーリスト株式会社リリース